昨日の作業が祟ったのか今日は疲労が抜けず、一日体がダルいので農作業はお休みしました。体力無いですね。まだトレーニングに耐えうる体のうちに鍛えなければと思う今日このごろです。
さて、畑の様子を記録することもできないので、今日はこれまでの経験から砂地栽培への思いをつづりたいと思います。まだ経験も浅いので語るつもりはありません。あくまで反省の意味を込めて。
ブログタイトルでこの砂地のことを「砂漠」と呼んでいますが、何もしなければそこはまさに死の世界です。真夏に1週間も日照りが続けば、手で掘ったぐらいでは湿り気が出てきません。枯れ草を砂に埋めても、何ヶ月経とうが腐ることはありません。風が吹けば土壌がめくれ、雨が降れば砂もろともすべてが流れ出してしまいます。保水・保肥・有機質の分解という、野菜作りに必要なものの多くが欠けた土地ですが、それ故に学ぶものは多かったと思います。恐らく、普通の黒土土壌でなんとなく収穫が得られていたら、これほど調べ、考えることもなかったでしょう。
私の周囲には農業指導をしてくれる人は居ません。専ら調べものはインターネットに頼っていますが、一般的な農法は必ずしも砂地に当てはまるものではありません。土壌自体を全面改良してしまうという手もありますが、趣味の範囲を超えてまでやることではありません。むしろ砂地の性質を理解し、欠点を利点と捉えることが砂地栽培のコツだと思います。この利点と、それを生かす技術、そしてその結果として得られる収穫が砂地の面白いところであって、これからもこの砂地で色々な野菜作りに挑戦していきたいと思うのです。
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