今朝は20分ほど余裕があったので、すべての野菜の見回りをしました。昨日の雨で水やりの必要はありませんので、じっくり観察。

ほうれん草は今日も3株発芽しました。合計で12株。初回播種の40%が発芽したことになります。昨年、セルトレイに種まき培土で播種した時もこんなペースだったので、まずまずでしょう。
他の野菜も発芽や根付きが良かったですが、ほうれん草の圃場には堆肥を1.5倍撒いてあります。しかも表層施用と言って、あまり深く混ぜ混まないようにしていますので、堆肥が保水マットの役割をして、発芽や根張りを促進しているのだと思います。砂地栽培ではかなり重要なテクニックですね。その証拠に、すいか畝の跡地に植えた白菜は、同時期に植えたものより根付きが悪く、あまり成長していません。すいか畝は溝底施用に近く、表層はほとんどガラス質の砂ばかり。水やり、追肥は同じようにやっていますが、恐らくは地の底まで直接流れてしまい、効いていないのだと思います。更に、表層は通気性が良く、微生物が繁殖するため堆肥が分解されやすく、分解され栄養素となった堆肥は、砂地のため比較的早くに下層へと流れます。このため、砂地の場合、堆肥は表層にあってこそ効果があると言えます。

水菜です。かなり元気に育っています。ベビーリーフのサラダとしてなら充分使えそうな大きさですが、成長が良いうちは間引きせず放置で。

小松菜です。まずまずですね。先日、道の駅で売られているものはかなりの大きさでした。普段は購入することもないので、完成形をイメージしておかなければ、収穫時を誤りそうです。

大根です。葉脈がまだ細いですが、本葉がしっかり伸びてきました。

ブロッコリーです。キャベツの後を追うように成長しています。もう少し葉が長くなると思うのですが・・・。わき芽も出てきました。

キャベツです。不織布をめくって全体像を捉えるのが難しくなってきました。

昨日の暴風雨で、不織布に当たっていた葉が折られてしまいました。トンネルが小さすぎるのか、千鳥に植えるべきでなかったのか・・・。できればずっとトンネルをかけたまま育てていきたいのですが、キャベツの葉は折れ易く、工夫が必要です。

Y地区に移動して、白菜を見てきました。寒冷紗の中いっぱいです。

葉が巻いています。いよいよでしょうか。ここからどんなペースで成長してくれるのか楽しみです。
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