日曜日に白菜の定植を行うことを予告していましたが、結局三連休最終日である昨日の夕刻に畑へ出かけました。日中の暑いうちだと苗が弱ってしまうので、夕方に定植した方が良いとの情報をどこかのサイトで見ました。それを意識していたのもあるのですが、基本的に腰が重いのです。
まずは新しい畑へ行って、今週末植えるキャベツのための畝を立てました。広い畑ですが、水場が近いこともあって、奥まった隅っこの一部の草をむしり、耕して、牛糞堆肥と苦土石灰を蒔き、軽くすき込みました。10m一畝立てるのに1時間ほどかかりタイムアップ。風が強くて堆肥を蒔くときに舞い上がり難儀しました。妙に風が強いと思っていましたが、台風が来ていたんですね。隣にある地主さんの田んぼから、籾殻が舞い飛び、吹き溜まっているものがあったので、こっそり畑に混ぜときました。いらないものなんでしょうけど。
6時を過ぎてあたりは薄暗くなってきましたが、次の畑に行って白菜の定植をしました。以前に暑さにやられて苗が融けたところに植えるだけの楽な作業でしたが、終わるころにはどっぷり日が暮れて星が綺麗に輝いていました。本当は畝を延長してもっと植えたかったところですが、暗くてどうにもなりません。趣味の菜園とは言え、もうすこし計画的にやらなければと反省する反面、気楽にやらなきゃ続かないと囁く悪魔の声が・・・。少なくとも自分の中で方法論が確立するまではこんな調子なんだと思います。
「畝を立てた」と言いましたが、砂地では高畝は作れません。平畝か、保水を気にするのであれば、畝の谷間に作物を植えるようにします。これを知らずに昨年の冬にねぎを畝の上に植えたところ、強風で砂がめくれ根が露出し、春の日差しでほとんど融けてしまいました。ダメ押しするかのように最後は子供に畝を踏み荒らされて終わりましたが、嫌というほど学ばされました。おかげで夏場は畝の谷間に定植するようになり、堆肥と雑草でマルチング。なんとかすべての野菜を根付かせることができました。それでも地中の保水・保肥は今一つらしく、この秋からは堆肥をたっぷり入れて、あまり深く混ぜ返さないようにしています。感覚的には地表面の堆肥含有率50%といったところで。
そのねぎについてリベンジするかのように今年も種を蒔きました。実は菜園開始当初、ねぎ育成をマスターしようと思って、ねぎの種は多めに買ってあったのです。昨年同様に200セルのトレイに1セル3粒蒔き。昨日は2時間かけて150セル蒔いたところで時間切れです。先日安値で購入した培養土はベタついて目の細かいセルには入らず、時間がかかってしまいました。ねぎは目出しが難しいと聞いていますが、セルトレイなら保水用のシート(濡れた新聞紙でも良さそう)を被せて15~20℃ぐらいの暗い場所に置いておけば大丈夫です。ねぎは嫌光性の種子で、光のある場所では発芽率が低下します。畑で育苗する場合はむしろや布を被せておくそうですが、屋外ではどこからともなく光が入ってしまったり、高温や乾燥が影響するため難しいのでしょう。そんな技術習得は後にして、趣味の菜園では確実な方法をとります。
今日は社用車で出張直帰したので、明日まで自分の車は使えません。朝から曇り空で、午後からは雨が降りましたが、定植した白菜には良い天候だったかもしれません。今のうちに根付いて欲しいです。
牛糞堆肥 398円/40ℓ
苦土石灰 358円/20kg
PR