夏野菜も終わりの時期に近づいています。・・・と言ってもスイカはこれからの収穫だし、暑さも少し和らいできた最近になって、ピーマンなどは元気になってきました。思えば夏の盛りでも曇りの日の方が成長が良かった気がします。砂地というものは保水、保肥に弱いということだけでなく、照り返しによる強烈な陽光も野菜の生長に影響していると思われる今日このごろ。来年は遮光にも気を使ってみようと思います。
今年収穫した夏野菜を個々に反省してみましょう。
・えだまめ
成長が良かったので友育ちのまま収穫を迎えましたが、豆の出来がイマイチでした。
やはり間引きをしましょう。
・とうもろこし
真っ先に鳥害を受けました。雌花が出たら早めの保護が必要です。実は水気と
糖度に欠けていました。収穫前は特に水と肥料に気をつけて。
・ピーマン
根着きが悪く、夏場は全然成長しませんでした。特に水を必要とします。実がつく
と急激に枝葉の成長が遅くなりますので、3番花までの摘花を確実に行い、木を
大きくしてから着果させましょう。遮光も必要かもしれません。
・トマト
乾燥と栄養不足に強いと聞いていましたが、根着きが悪く、枝の伸びも弱かった
です。着果まではしっかり水と肥料を与えましょう。熟した実が濡れると実割れを
起こすので、対策が必要です。
・ナス
特に水を必要とします。そこそこ収穫はできましたが、木が勢力に欠けていました。
始めにある程度摘花し、肥料をしっかり与えれば、大きく育てられそうです。
・すいか
受粉期を除けば7月までビニールトンネルをかけた方がよさそうです。急激な気温
低下で枯れた株もありました。着果後に葉に虫がつきやすいのは、栄養不足か、
夜間の気温低下が原因でしょうか?
・メロン
孫蔓にしか雌花が咲かないことを知らず、慌てて子蔓の摘芯をしました。実の成長
が止まり、硬くなるのが早かったので、充分な元肥と早めの追肥が必要かもしれま
せん。
・青じそ
特に水を必要とします。今の時期になって木の勢いが増してきたところからすると、
遮光が必要と思われます。お盆のころからバッタの被害が深刻となってきました。
写真は今が最盛期の青じそ、カラーピーマン、秋ナスです。
